忙しくてもできるはずのネイチャーアクアリウム

忙しい人向けの水槽立ち上げ・管理方法を考察します

ひとまず完成

プランニングから半年たちましたが、グロッソも延びてひとまず完成です。

メダカが卵産んで針子になったやつ、抱卵したミナミヌマエビ、ビーシュリンプをサテライトで育てているのでグチャグチャですが、こんな感じです。

プミラはめちゃくちゃ成長したので切りました。

90cm水槽,水草

ひとまず完成

サテライトどけて、いいタイミングになったらまた撮影してアップします。

ということで、忙しくてもできるネイチャーアクアリウム第一弾の水槽はこれにて完成です。

 

■前回

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前景草の田植え

ロタラブリクサ・ウイローモスがいい感じで育ってきたので、前景草を植えます。

水草も少し増やしてます。ロタラも少しこんもりしてきましたね。

水槽上から

水槽を上から

 

今回、前景草にはグロッソスティグマを採用です。ヘアグラス・リシア・ニューラージパールと色々やってきましたが、経験上、グロッソスティグマが育成も管理も一番楽ですね。

 

グロッソはチャームで買った株をずっと水面に浮かべておきました。水面でもランナー出してどんどん伸びていきますので、根っこ生えている節ごとにチマチマ切って分けるのです。これ、ちゃんとやろうとすると結構時間かかるので、前景草は休日の時間あるときに植えてください。これをやらないでランナーでつながっている塊を植えてしまうと匍匐がマダラになるので、面倒くさいですが頑張りましょう。

グロッソスティグマを細かくカット

グロッソスティグマを細かく切りわけて準備

水面を少し低くして、根性で植えていきます。腰に気を付けて!

グロッソスティグマ,前景草

グロッソスティグマを植えた状態

下が2週間後です。少し伸びてきてますね。

グロッソスティグマ,前景草

グロッソの成長

これで、トリミング重ねながらメンテしていけば、鬱蒼とした水景色になるはずです。

 

■前回

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レイアウトと生体投入

生体と水草を入れたクーラーボックスに外掛けフィルターつけて1か月回してましたが、そろそろ水草も魚・エビも限界ぽいですし、パイロットフィッシュのプリステラも元気いっぱいで、さらには流木も沈んでくれたので、生体を水槽に投入しました。

 

今回は流木を石で囲むようなレイアウトにします。ど真ん中にメインのモチーフを持ってきても良いのですが、向かって左側は大きな空間を作りたかったので、メインの流木は中央から少し外しています。

 

基本の水槽レイアウト

基本のレイアウト

給水パイプ汚いですね。。でも現段階では水景が完成しているわけではないので、気にしません。

あと、プミラが早くも成長してますね。

 

水草は後景にロタラを沢山植えました。現状、寂しい感じですがトリミングを2,3回繰り返せばこんもりとしてくるはずです。中景はブリクサで固めます。流木にはウイローモスを巻き付けてます。そして、ハイグロフィラがやっぱり不調なので諦めました。。このように現状使っている水草は最低限の3種類のみです。最初は2,3種で様子を見ることをオススメします。かなりの数の水槽を立ち上げてないと、水草の成長を見越した初期レイアウトは難しいと思います。アクアジャーナルとかには最初からめちゃくちゃ種類植えてますが、あれはプロがやっていることなので、自分を過信せずにミニマムで進めていきましょう。

また、前景草も植えたいところですが、立ち上げ時はコケが発生しやすく、前景草にコケつくと結構面倒なことになるので、後で植えることにします。焦らないでじっくり進めます。

ただ、ヘアグラスが1束残ってたので右側前にチョこっと刺しておきましたw

 

CO2も添加して、数カ月はこのままで管理していきます。

ゴージャスではないですが、まあまあキレイな印象ではありますよね。

焦らない焦らない。

 

■前回

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沈まない流木。。

いい感じの流木(アク抜き済)を買ってきたのですが、全然沈まないです。プカプカと浮いております。。

大鍋用意して煮るのも面倒臭いので、水作りしながらゆっくり沈めていくことにします。

流木の上に何かおもりを置いて固定することも考えましたが、万が一おもりがズレて水槽に当たってひびが入ったりすると最悪なので、ダンベルを流木の下に敷いて紐で結いました。これで水作り期間中に沈んでくれるはず。

流木の沈め方

流木をダンベルに固定

 

流木と一緒に買ってきた水草も仮に植えておきます。

前回、外掛けフィルターで水耕栽培するとハイグロフィラが育たないと書きましたが、性懲りもなく再挑戦してみたいと思います。ハイグロフィラの育成は普通めちゃ簡単なんですけどね。あとは中景に使う予定のブリクサです。ブリクサは後景草の汚い根元を隠すのに大変重宝します。養分の要求は高いですが、ちゃんと追肥してメンテしていけば適度なしげみを作ってくれるはずです。

 

そして、ヒーターつけて、パイロットフィッシュにプリステラを1匹投入です。最初はメダカちゃんを入れておいたのですが、下痢便(白いウネウネ)をしまくって大変でした。。プリステラはかなり丈夫な方だと思うし、見た目も黄色いチップが可愛いのでパイロットフィッシュにピッタリかもですね。

 

水槽はこんな感じです。

ナニコレ?ですが、慌てずゆっくり進めていきます。

 

水作りと流木を沈める

水作りと流木を沈める儀式

次は簡単にレイウト組みながら、クーラーボックスでストレスいっぱいの魚とエビを投入していきます。

 

■前回

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水作り

次は水入れてフィルター回して水作りですね。

換装前の外部フィルターがそのままあるので、まずそれをメインとして設置します。私が使っているのはエーハイムのクラシックフィルター2217です。この2217は給水と排水で径が違うので、パイプ買うときは気を付けてください。

今は東日本用と西日本用で分かられてるんですね!

 

外部フィルターの中に飼育水が少し残っていましたが、早く安定させたいので濾過フィルターを足していきます。

 

■まずは外掛けフィルター。ろ材を敷き詰めてプミラを植えます。外掛けフィルターで水耕栽培していく感じですね。プミラでなくともシュガーパインやポトスなどでもガンガン育って、見た目もアクアテラリウムみたいに素敵になるのでオススメです。プミラが根を張ってくると水槽内の富栄養化を防げます。以前から実践しているのですが、私の場合、コケ掃除の頻度も格段に下がりました。ただし!経験上、なぜかハイグロフィラが全然育たなくなります!何か微量元素をプミラが吸い取ってしまうのかもしれませんね。お恥ずかしながら自分ではその理由はよくわかってません。

外掛けフィルターで水耕栽培

外掛けフィルターで水耕栽培

外掛けフィルターはなんでも良いと思いますが、あまり景観の邪魔にならない小さなもので良いのではないでしょうか。

 

■次にスポンジフィルターもセットしました。外部フィルターはほとんど固めの荒いろ材を使用しているので、スポンジフィルターで濁りを速くとっていく狙いがあります。

私は家にあるテキトーなものを使いました。スポンジフィルターの種類よりもエアーポンプの強さを気にすると良いと思います。私は水作のSSPP-2Sを使っています。うるさいですがパワーはかなりのもんです。うるさいの嫌な人は7Sあたりがよいでしょう。

水槽代の中にしまっちゃえばあんまり気になりませんけどね。

00:00

 

これで1週間回します!

次は流木との闘いとなります。

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■前回

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水槽・照明設置

水槽が届きました。重いのでお店のかたに水槽台の上まで配置してもらいました。

前回書き忘れましたが、照明など買う際にガーデンマットもADAに注文しておきました。これまたADAである必要はないかと思います。何かと高いので。。

↓の90cmだったら45cm角のマット2枚敷くとかでもOKだと思います。

捻れや歪みを吸収して水槽の荷重を面で水槽台に伝えることができるので、とにかくマットは敷いた方が良いです。

 

水槽おくとこんな感じ。

ADA キューブガーデン 90cm

やはり美しさが段違い!

 

やはりADAのキューブガーデンは美しいです。削ぎ落とされて無駄がない印象。

まずパッキンが全く目立たないのと、ガラス自体の美しさは他水槽をよせつけません。

ADA製品は高いですが、最優先すべきは水槽かと思います。レグラスなんかもコスパ良くて愛用していたのですが、比べるとかなり差があります。お財布と相談になると思いますが、何にお金をかけるか迷ったら間違いなく水槽かなと私は思います。

下記が私が以前愛用していたコトブキのレグラスシリーズ。パッキンが気になりますが高級感は十分にあります。

 

お次は照明です。

今やネイチャーアクアリウム界のスタンダードとなりつつSOLAR RGBです。

説明書通り水面からの高さを気をつけて設置すれば、特に大変なことはないです。

ソイルも入れてみました。

SOLAR RGB

水槽にソイル入れて点灯テスト

この時点で、イニシャルスティックなど肥料入れたり、地形をこだわって作るのが一般的にはオススメなのでしょうが、水草が繁殖していない状態では苔が生えやすくなったり、地形は個人的には後で考えればいいや派なので、このまま水入れていきます。

前景草は比較的簡単なグロッソスティグマを予定しているので、追肥でいいかなぁって感じです。

※極端に後景が迫り上がるような地形を作る場合には、この時点で作り込む必要はあると思います。

 

ゆっくり進めてきているので、プランニングからここまで3週間くらいが経ちました。

いっぺんにやりたい!というのも理解できますが、仕事しながらであれば、このくらいのスピード感で十分かと思います。その間にプランも変わったりするでしょうし。

 

次は水を入れて、濾過を回していきます

 

■前回

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